春の光、夏の風

久しぶりに書きますね。

劇場公開中に観に行けなかった『ハルチカ』をようやく見ました。

映画×音楽×美少年×美少女

ってもう最高ですね。見るしかなかった。
大学卒業を控えてたのもあり、色々とゴタゴタしてて結局公開期間中に映画館に足を運ばなかったのが悔やまれる。

元々、原作であるハルチカシリーズを読んでいて、クセのある登場人物だったり、推理要素が多く含まれて進むストーリーだったりがすごく好みで、大ファンでした。

そんな中、佐藤勝利くんと橋本環奈ちゃんで実写映画化するという話を知った時は本当に嬉しかった。大好きな作品を、大好きな人が演じてくれるんだと、めちゃくちゃ興奮しました。
アニメーション作品の方は絵柄がちょっと苦手で未視聴なんですけど、時間があれば見てみようかな、と思います。

とは言え、だんだん情報が解禁していく中で、ほぼ原作と掛け離れた作品になることを察しました。

原作は、中学校ではバレーボール部に所属していたど根性JK穂村千夏(チカ)と、睫毛が長くて女子でも羨む容姿の幼馴染上条春太(ハルタ)が吹奏楽部を頑張りながら学校内外のあらゆる謎を解決していくお話で、この主人公二人、ハルタとチカは恋敵です。

男の子と女の子が恋敵です。

…………ん?

そうです、ハルタくんは同性が好きです。
ハルタは女兄弟の中で育ち、その姉達の色々な要素により女性に興味がなくなります。

よって、男子高校生ハルタと女子高校生チカが顧問の草壁先生を敬愛する恋敵となるわけです。

佐藤勝利くんが同性愛の役をやるのかとワクワクしていたのはここだけの話にしておきます。

その他の登場人物にも大きく変更が見られました。
映画オリジナルキャラクターとして主要な人物では、宮本恭二、米沢妙子、野口わかば、中津川恵が登場します。

色々調べてみたところ、原作者の初野晴さんは「ハルタとチカと草壁先生が出てくれば何をしてくれてもいい」と言うような旨のコメントをしていたようです。

原作、アニメとメディア展開をし、映画でも同じことをやっても、ということのようですね。

ミステリー要素もほぼありません。
部員集めの時にそれぞれの登場人物がなぜ吹奏楽をやりたがらないのかを考える描写くらいですかね。

あと気になったのは、事の運び方がスムーズすぎる。
吹奏楽を題材にするとなると登場人物は必然的に多くなります。それを2時間の映画の中に収める必要があるわけなので仕方ないですが、そう考えればまぁわかりやすく進行していたのかな、とは思います。

登場人物一人一人にもう少しフォーカスしてほしかった、というのもあります。
原作に登場するキャラクターもいたのですが、特にプロの演奏者を目指しているクラリネット奏者の芹沢直子に関しては、よくわからない立ち位置のまま終わってしまうので、もったいないなと思いました。彼女の魅力は1%も出せていなかったと思います。

とは言え、映画としてはすごく見やすくて良かったです。映像も綺麗だし、なにより主演の2人が綺麗。音を大事にしている映画であり、「無音」も音として扱っているシーンが印象的でしたが、あの「無音」に画が耐えられたのはこの2人が演じていたからだと思います。
ストーリーも難しいことはなく、吹奏楽を知らない人であっても楽しめる作品になっていたのではないでしょうか。
勝利くんに時々ヤサイドロボーの片鱗が見えましたが、それもまた味がありました。
環奈ちゃんは結構、顔や目で感情を表すのが上手だなという印象です。

佐藤勝利くんのファンの方は是非この映画「ハルチカ」を見て、佐藤勝利くんのイメージのまま原作小説を読んでみてください。最高です。
映画で勝利くんが演じたハルタ像より、普段の勝利くんの方がハルタに近いんじゃないかと思います。

全く中身の無い記事になってしまいましたが、とにかく何か残しておきたかっただけです。
お目汚し失礼しました。